外壁用遮熱塗装工法「クールテクト工法」について

クールテクト工法は微弾性を持つ下塗り層と、遮熱性・低汚染性を持つ上塗り層で構成され、
太陽光による外壁の温度上昇を低減させる外壁用遮熱工法です。従来の外壁用塗料と比較して、塗膜裏面温度を最大-17℃低減します(当社規定のランプ試験による)。
外壁を遮熱することで室内温度の上昇を抑制すると共に、壁面自体の温度上昇が低減されるため、劣化要因の一つである熱劣化を抑制します。さらに下地基材の熱による膨張収縮も緩和します。

 

クールテクト工法の特長

高耐久性
上塗りには架橋タイプのアクリルシリコン樹脂エマルションや、ふっ素樹脂エマルションをバインダーに採
用しているため、強靭な塗膜を形成し、紫外線などの塗膜劣化要因に対して優れた抵抗性を示します。また、
遮熱機能により表面温度が低減されるため、熱による劣化抑制にもつながります。
防水性
微弾性を示す下塗り層が、旧塗膜に発生しているひび割れ、巣穴などを覆い、防水性の向上につながります。
幅広い塗り替え適性
微弾性を示す下塗り層が、各種旧塗膜と強固に付着するため、塗り替えに最適です。
また、断熱性能の高い下地基材の塗り替えにも、遮熱による表面温度の低減があり、塗膜の膨れ抑制につながります。
防かび・防藻性
特殊設計により、かびや藻類などの微生物汚染を防ぎ、衛生的な環境を維持します。

用途

・戸建て住宅、マンションの外壁
・店舗、事務所、工場、倉庫などの内外壁
・学校などの公共施設の外壁

 

適用下地

モルタル、RC、窯業系サイディング、鋼板、金属サイディング
旧塗膜:エマルションペイント、リシン、スタッコ、吹付タイル、単層弾性塗材等の活膜下地

 

性能

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